2018年2月24日(土) 16:00 ~ 18:00
場所:吾妻交流センター
第20回の交流会では、前半は増田勇野さん(宇宙開発支援企業)に、後半は渡辺知恵美さん(筑波大学、産業技術大学院大学)にそれぞれご講演いただきました。
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発表者:増田勇野さん(宇宙開発支援企業)
タイトル:エンターテイメントのために疎かにされている宇宙技術
特に難しいことはお話しません。
題材として宇宙開発関連の映画をネタに、皆様の専門性もヒアリングし有人宇宙開発の設計/運用思想をお話したいと思います。
丁度今は金井宇宙飛行士がISS(国際宇宙ステーション)滞在中ですので、映画や作品のみでなくニュースでも宇宙開発を見かけた際、少しでも日常の中で宇宙開発を面白く捉えられるエナーテイメント観点をお伝え出来ればと思います。
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発表者:渡辺知恵美さん(筑波大学、産業技術大学院大学)
タイトル:技術者が輝くチーム開発、そして子育てと働き方改革
私は筑波大学でenPiTというチームによるシステム開発教育プロジェクトに関わっています。
私自身はこのプロジェクトでアジャイル開発に大きな影響を受けました。
私が惹かれたのは、技術者を含めた全ての働き手が生き生きと力を発揮できる世界をそこに垣間見たからです。
フレームワークの根底にある思想として技術者が顧客と経営·運営と一丸となり主体的に良い製品を作り出す考え方が徹底されています。
また製品の価値を最適化すると同時に、従業者が健康でパフォーマンスを発揮できる環境が守られるように考えられています。
また、この考え方はソフトウエア開発に限らず全ての働き方にも広げられることを、自らの出産·育児の経験や小学生へのプログラミング教育などに関わることで実感しています。
また研究や大学での教育活動でもこの考え方を取り入れて少しずつ改善をしています。
私自身の経験なども踏まえた話や、いくつかの教育に関する活動を通じて私が目指していることなどを率直にお話しし、みなさんと議論できたらと思っています。
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