次回の交流会では、巨大ペットボトルロケットでギネス記録を目指す水川勝利さん(翔和学園)と、光格子時計などの精密分光がご専門の川崎瑛生さん(産業技術総合研究所)にご講演いただきます。
【第34回つくばサイエンスネットワーク交流会】
日時:2022年10月29日(土)16:00~
開催方法:オンライン*(参加登録された方に後日接続方法をお知らせします)
会費:なし
スケジュール
16:00~ 接続確認、挨拶等
16:05~ 講演 1: 水川勝利さん (翔和学園)
“巨大ペットボトルロケットで『人間の生きていく気力を育てる』プロジェクト”
17:15~ 講演 2: 川崎瑛生さん(産業技術総合研究所)
“時計とは何か?”
18:15~ 休憩
18:30~ オンライン懇親会
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「巨大ペットボトルロケットで『人間の生きていく気力を育てる』プロジェクト」
水川勝利氏(翔和学園)
『壮大な夢に挑む権利は誰にでもある!』『どんな人でも世界一になれば人生が変わる!』
今まで学校で一度もほめられたことがなく、いじめられ、不登校になり、青春というものを体験したことがない発達障害やギフテッド2E(*1)の若者たちが、翔和学園に集まっています。他人や世の中に無関心であったり、コミュニケーションに苦手意識をもつ彼らが、仲間や学校外の応援者と繋がりながら巨大な水ロケットを打上げて、ギネス記録に挑戦した軌跡。場所は宇宙産業に関わる「挑戦者たちの聖地」、北海道大樹町のスペースポート。何度も失敗しながら挑戦を続ける彼らは、果たして世界記録を樹立できたのか?
(*1)2Eとは、ギフテッドプラス発達障害でTwice-Exceptional、二重に特別なという意味。
「時計とは何か?」
川崎瑛生氏(産業技術総合研究所)
世の中で一番正確に測れるものは何でしょうか?この質問の答えは時間です。時間を測るものと言えば時計ですが、最先端の時計は我々が日常的に使う腕時計とは大きく見た目が異なる原子時計です。その精度は腕時計でも7桁程度、つまり1ヶ月で数秒のズレですが、最新の原子時計では18桁の精度に及び、これは宇宙の年齢138億年で1秒ずれるかずれないか程度の精度になります。本講演ではこのような高い精度を持つ原子時計とはどのようなものなのか、さらに精度を上げるにはどうすれば良いのか、このような高精度の時計の使い道は時間を測ることだけなのかについて紹介していきたいと思います。
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https://forms.gle/ApTPt1LXVzK2mYieA
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