3年半ぶりに、コロナ禍前まで使用していた吾妻交流センターを使用しました。ここが利用できるのは今年度末までだそうで、本交流会で使用するのはこれが最後かもしれません。
日時:2023年7月22日(土)16:30~
場所:吾妻交流センター会議室とオンライン配信
会費:無料(懇親会は実費)
■スケジュール
16:30~ 接続確認、挨拶等
16:35~ 講演 1: 深浦希峰さん
“開発されゆく月面の世界 ~月面推薬プラントの果たす役割~”
17:45~ 講演 2: 中西淳さん
“材料を用いるメカノバイオロジー”
19:00~ 駅前レストランにて懇親会
■講演要旨
「開発されゆく月面の世界 ~月面推薬プラントの果たす役割~」
深浦希峰さん(日揮グローバル株式会社)
アポロ計画から60年、米国主導で始まったアルテミス計画を皮切りに人類は再び月面を目指し始めました。日本でも産学官連携のもと、単なる探査に留まらず、新たな経済圏の創出を目標に多様なプレイヤーが動く時代となっています。
今回は、このような時代の黎明期の中、月面の水資源を活用した推進薬プラント構想を中心に、月面開発現状の一端を紹介させていただければと思います。

「材料を用いるメカノバイオロジー」
中西淳さん(物質・材料研究機構)
近年、生命現象や病態における物理的な力の作用を調べるメカノバイオロジーが注目を集めています。
細胞はどのように力を感じるのか、力学刺激と生化学刺激は補完し合うものなのかなど、これまでの生物学の中心だった分子生物学とは違った興味がわいてきます。
我々はさまざまな独自の材料を用いて,細胞が感じるところの「かたさ」にフォーカスした研究を進めています。
その中から本発表では液体系の材料の上で示す細胞メカノバイオロジー応答に関する研究を紹介します。
